保育士歴30年以上のベテラン保育士が見た1番ご飯を食べなかった子 - ワーママえまのリアルすぎる子育て

保育士歴30年以上のベテラン保育士が見た1番ご飯を食べなかった子

ベテラン保育士が見た!3年間給食を拒否。無理なものは無理 育児お悩み

我が子も1ヶ月給食を食べず
保育園まで行って授乳をするという
まさかの体験をしましたが。

ベテラン保育士の義母から聞いた
給食完全拒否のお子さんのお話を
少しご紹介したいと思います

えま
えま

まさかの年少〜年長の3年間給食拒否!
上には上がいると衝撃でした…!

ご飯、食べない子は多い

SNSや雑誌、ブログなどを見ていると、信じられないくらいの品数と綺麗な盛り付けをされたご飯と共に

『今日もたくさんご飯食べてくれた〜♡』

なんて投稿があると、

『え、みんなこんなにたくさん作ってるの!?』
『うちの子は全然食べないんだけど!?』

と、全く知らない家庭の様子に焦ったりすることはありませんか?

はい、私です。

ル・クルーゼの食器に可愛く盛り付けされたご飯たち。

ル・クルーゼの食器に品数の多いご飯、憧れる

食べてる途中と完食した写真が添付されてるのを見て落ち込んだり…

世の中、これが大多数なんだ…と思っていた時期もありました。

しかし!

ベテラン保育士の義母に聞いたところ、ご飯を食べないお子さんは多いとのこと。

  • 1口食べて『お腹いっぱい』
  • そもそも口を開けない
  • 食事の途中で出歩く
  • いつの間にか遊び始める etc…

それぞれ理由は違うと思いますが、こんな感じで食事の時間をしっかり過ごせない子も少なくはないようです。

集団生活が身につくと食べる

最初はご飯が食べられなかったり、座っていられない子でも毎日を集団の中で過ごすことでだんだんと食べられるようになってくるそうです。

保育園や幼稚園で給食を食べるようになると、自然と食べられるように

毎日、決まった時間に給食の準備をし、みんなでそろって『いただきます』を言う。

食事中はみんな座って食べる。

そして、みんなが食べているから食べたくなる。

みんなで食べると楽しい、おいしいと言う気持ちも後押しして自然と食べられるようになっていく子が多いようです。

ただその期間はそれぞれで、1ヶ月の子もいれば半年かかる子も。

1ヶ月か半年か1年か、食べるようになるまでの期間はさまざま

さらには、進級してやっと食べられるようになる子もいるようで1年以上かかる場合もあるようです。

もちろん例外もある

もちろんみんながみんな、集団生活を通してすんなり食べてくれるようになるわけではありません。

そもそも食事をすることが苦手だったり、味に敏感な子だったり、障害があったり。

何かしらの原因で『みんなと同じようには食べられない子もいる』ということでした。

給食を完全拒否

でも、みんなよりは食べられてなくても『その子の成長と共に食べられるようになっている』というのはわかるそうです。

  • 1口も食べれなかった子が3口食べた
  • 給食の時間、1分も座ってられなかった子が5分も座れた
  • ずっとお話しはしているが、遊び始めることはなくなった

しっかり座って食べれてる子と比べると、まだまだかもしれませんが、その子の中では大きな成長。

けれど、保育士さんたちは、しっかりとそんな部分も見てくれています。

えま
えま

たくさんの子どもたちがいるのに1人1人をしっかり見ていてくれて本当に感謝です

私自身もついつい他の子と比べてできてない…と思ったりしてしまいますが、昨日の我が子よりも成長していることに目を向けなくてはと改めて思いました。

給食の完全拒否はほぼない

保育園で早い子だと0歳、幼稚園からの子は3歳くらいから園に通い始めます。

最初は1口も食べない子も、園での生活に慣れていくうちに少しずつ食べてくれるようになるそうです。

給食は徐々に食べてくれるようになる

どんなに食べない子でも、時間と共に、数口は食べる、好きなものは食べるなど、全く食べない子ということはほとんどいなかったそうです。

ですが、年少から入園して卒園まで給食を拒否していた伝説のお子さんがいたということで、ざっくりお話ししていきたいと思います。

3年間給食拒否

その子は、少し細身かな?という程度で、発達や成長も特に問題なし。

お友達ともよく遊ぶし、集団生活もしっかりと過ごせていました。

ただ、ご飯が食べられないだけ。

厳密には『麺つゆで煮たお豆腐しか食べられない』

それ以外のものは、全く受け付けないとのことでした。

麺つゆで煮た豆腐しか食べられない

最初は給食が食べられなくても『そのうち食べてくれるだろう』と思っていたのですが、いつまで経ってもその気配はなく…

結局、毎日『麺つゆで煮たお豆腐』をお弁当として持ってきてもらうことになりました。

お豆腐のお味噌汁が出た時に

『これお豆腐だから食べてみる?』

と聞いても、返事は『いらない』。

お味噌汁のお豆腐は食べられない

同じお豆腐でも『麺つゆで煮たお豆腐』でないとダメなようです。

とうとう3年間、『麺つゆで煮たお豆腐』弁当で給食の時間を過ごしたということでした。

実は成長していた

3年間、『麺つゆで煮たお豆腐』を持って登園していたその子も、実は本当に少しだけ給食が食べられるようになっていました。

最初はお味噌汁のお豆腐から始まり、冷奴、うどん、白米。

ハンバーグなども調子が良ければ口にしていたそうです。

少しずつ食べられる食材が増えてきた

それでも、1口、2口。

親御さんは本当に心配したと思います。

しかし、大きな病気もなく元気に卒園し、今では小学校に通っています。

給食が食べられなくても元気に成長し卒園できた

小学校での給食の様子はわかりませんが、きっと今までよりも少しずつ食べれるようになっているのではないかなと思っています。

その子の成長に合わせて食べるようになる

今、お子さんがご飯を食べないことで悩まれている方も多くいらっしゃるかと思います。

まさに私がそうでした。

食べないことで成長に影響は出ないのか、栄養は足りているのか、色々不安もあると思います。

子供のご飯食べない問題は栄養バランスについての不安がある

でも、大丈夫です。

毎日お豆腐だけでも、元気に過ごせている子もいます。

子供のパワーは偉大です!

目の前のお子さんの成長を信じて、その子のペースで進んでいけたら花マルです!

毎日、子育てに奮闘している皆さまも大きな花マルです!!


▶︎我が子も約1ヶ月給食を拒否してました…

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