生後半年くらいになると、そろそろ離乳食の準備。
ミルクや母乳以外のものを
初めて口にするベビーちゃんたち♡
…って、アレ?
全然食べてなくない?
栄養足りてる?作り方が悪い?
一体どうしたらいいの!?
そんなママの心配の声にお答えします!
温度や食感、時間や姿勢など色々な要素が複雑に絡み合っている場合が!
ただ正直、万能な解決策はないと言うのが本音…
でも保育士歴40年以上の義母の実体験も交えてお答えしていきます!
離乳食はいつから?
色々調べてみたところ、生後5、6ヶ月くらいから始めるのが良いとしている雑誌やサイトが多かったです。
実際に我が家も上の子は6ヶ月を迎えたころに離乳食を始めました。
下の子は未熟児・早産で通院していたので少し遅めの7ヶ月過ぎから始めました
他にも、
- 食事に興味を示すようになった
- ヨダレの量が増えた
- 首がしっかりと座り頭を支えられるようになった
- 母乳やミルクの量が増えた
など、赤ちゃんの体の変化を目安に離乳食の準備を始める方も多いようです。
離乳食って最初からみんな食べてるの?
離乳食の始めと言えば『10倍がゆ』。
白くトロッとしているので見た目は母乳やミルクに似ていますが、赤ちゃんにとっては初の固形物。
最初からパクッと食べてくれる子もいれば、初めての食感・味に驚いて食べない子も。
我が家は全然食べてくれませんでした
離乳食をはじめたばかりの頃は、”食べて栄養をとる!”と言うよりも、お口に母乳やミルク以外の固形物を入れる練習だと思って進めていくと少し気持ちの負担も軽くなります。
とは言え、食べてくれないと色々不安になるのも事実。
いくつか考えられる原因をピックアップします!
離乳食を食べない原因
離乳食の温度
赤ちゃんがヤケドしないようにと、しっかり冷ましてあげる場合が多いと思います。
ただ、その冷たさが離乳食拒否につながっていることも…
母乳やミルクは人肌くらいの、ほんのりあったかい温度なので離乳食も少し温かい状態であげると食べてくれることも多いです。
上の子は温かめ、下の子はどんな温度でもOKでした
離乳食の食感
今まで液体のさらっとしたものしか口に入れてなかったので、つぶつぶ・ざらざらとした食感が『なんだこれ!?』となっている場合も。
我が家の場合、特に上の子が敏感で、最初の10倍がゆもサラサラの液体になるまで混ぜて、こして、やっとなんとか口に入れてくれるような状態でした…
逆に荒いつぶつぶ・ざらざら食感が好きなお子さんもいると思うので、これも色々試してみないとわからない部分になります。
離乳食は実験だと思って日々試行錯誤してました
離乳食の時間
育児本やサイトには、最初の離乳食は朝の授乳時に始めるのが良いと記載していることが多いです。
これは、初めての食材でアレルギーが出た場合に、すぐに病院に行けることが1番の理由です。
ただ!
赤ちゃんによっては、朝の時間が本調子でない場合も。
たまたま朝に離乳食が準備できず、お昼にあげてみた所いつもよりパクパク食べる…!
試しに次の日も離乳食をお昼の時間に変えてみたところ、しっかり食べるようになりました。
もし、食材の温度や食感を工夫しても食べない場合は時間を変えてみるのもアリです!
初めての食材の場合は、アレルギーが出ることもあるのですぐに病院に行けるよう、午前中にあげてください。
食べる姿勢
まだお座りがしっかりできていない子だと、椅子に座らせても不安定な場合が。
すると、体がしっかり支えられず、不快な時間になり、離乳食を食べないことも。
しっかりと体を支えられるようになるまでは、抱っこでサポートしてあげたり、専用の椅子などを使って食べやすい姿勢にしてあげることも大切なようです。
大きな声では言えませんが、我が子はバウンサーの半寝の角度が好みだったようで…
のどに詰まらせないよう注意しながらあげてました(苦笑)
離乳食を食べないときの対処法
4つの原因を減らす
先ほど紹介した
- 離乳食の温度
- 離乳食の食感
- 離乳食の時間
- 食べる姿勢
まずは、この4つを1つずつ見直してみることをオススメします。
我が家の場合は、
- 温度を温かめに
- 時間を朝からお昼に
- 好みの姿勢
このように変えたところ、かなり少しずつですが食べてくれるようになりました。
とは言え、目安とされる量の半分も食べれていませんでした
思い切ってステップアップする
食べてくれないからと、いつまでも10倍がゆだったり、ペースト状の野菜だったりしていませんか?
でも、食べれないのに次のレベルに進んでいいのか迷う所ですが、ある程度食べ応えがあったり、食感が変わったりすることで食べるようになることも。
私も、全然離乳食を受け付けてくれないのでドロドロのおかゆをずっと作り続けていました。
しかし、思い切って軟飯にしたところ、いつもよりも食べてくれたのです!
子どもの様子を見ながら色々試していくのは大切なんだなと、改めて思いました。
レトルトに頼る
レトルトは、その月齢の赤ちゃんに合わせて味付けや食材の大きさ、固さなどがしっかり調整されています。
手をかけたものほど食べない…
なんてことはよくある話で、市販のベビーフードだとモリモリ食べてくれることも。
市販品を敬遠する方もいるかもしれませんが、離乳食を作る際の参考になったりもするので1度試してみるのをオススメします。
上の子は市販品があまり好きではなく…
レトルトが苦手な子もいるので臨機応変に
あきらめる
これはもう最終手段というか…
色々手を尽くしても食べない子は食べないです。
上の子が本当にそうでした。
1歳過ぎても、なかなか離乳食を食べず…
保育園の先生にも色々心配をかけてしまいました。
でも、6歳になった現在は、当たり前ですが普通にご飯を食べています。
全然離乳食を食べてくれなかったあの頃が嘘のよう。
いつかは食べるようになります!
…じゃなくて!
いつか食べるのは、頭ではわかってる!
でも、心配なんです!
という方のために、1歳過ぎても離乳食を食べなかった我が子のリアルと
40年以上保育士をしてきた義母が見た過去一食べなかった子のお話を別で書いてみました。
ご興味ある方は、読んでみてください。
▶︎1歳過ぎても食べなかった我が子
保育園・幼稚園に入ると食べるように
色々手を尽くしても食べない…
ずっとこのままなのかな、と思うこともあるかと思います。
元保育士の義母に聞いてみたところ、保育園や幼稚園に入ってお友達とみんなで給食の時間を過ごすようになると食べる子が多いようです。
『みんなが食べているから自分も食べよう』
『一緒に食べることが楽しい』
などの理由で、食べられるようになるそうです。
ただ、ここで気をつけてほしいのが
おうちでは食べないこともある
ということ。
保育園や幼稚園では『みんなといっしょ』という環境で食べられるようになっているので、家庭内ではいつも通り食べムラがあったり、もはや食べなかったり。
園で食べられているなら花マル!という気持ちを持ってお子さんと接するようにすると、こちらも無駄なストレスを抱えずに済みます。
私も『栄養は給食で摂ってきて!』と思っています
広い心で子どもの食と向き合おう
子どもはうまく言葉で伝えられない分、色々不安になってしまいますよね。
量は足りてる? 栄養は? これだけで大丈夫?
うん、大丈夫です。
食べなかったら母乳やミルクを足してあげればいい。
ボーロやソフトせんべいが食べれてるなら食べることはできているのでOK!
もし、食べれてなくても、ぜーんぶOKです!
1人1人の成長に合わせて、ある日突然、本当に突然にその日はやってきます。
『ぱくっ』
必ず食べてくれる日は来るので、焦らずのんびり、気長にその日を待ちましょう。
とは言え、今でも心配しちゃいます。
適度に心配しつつ、ゆるーく頑張りましょう!
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